綿羊(つくば市東新井)

移転した日本料理屋、「いしだ屋」の跡地にできたジンギスカン料理店。店自体はオープン当初から知っていたけど、ジンギスカンにさほど興味がなかったのでスルーしていた。ところがこの店、なぜかフランス料理屋「カプリス」の姉妹店とのこと。カプリスとジンギスカン?それはなんとも面妖な*1。ということで興味を持って行ってみた。
12時をまわったくらいだけどわりと空いている。店内にはテーブル席と和室が混在し、居酒屋のようなメニューの張り紙がある中、調理をしているのは白い帽子をかぶったシェフ…とカジュアルフレンチになりきれない異空間。ただ、ジンギスカン料理店ながら、煙もくもくではないのは服オタとしてはありがたい。
「札幌スープカレー」980円を注文。

  • オードブル(げそ揚げ、かぼちゃムース、松前漬けポテト)
  • サラダ(玉ねぎ、水菜、かいわれ、レタス、マッシュポテト、ゴマドレッシング)
  • スープカレー(レンコン、さつまいも、なす、ブロッコリー、カブ、チキン)
  • ライス(五穀米
  • デザート(パンプティング、ブルーベリーシフォンケーキ&ブルーベリージャム)
  • コーヒー

値段からしてカレー単品だと思っていたので、オードブルからデザートまで出てきてびっくり。オードブルには不思議なものが並んでいるけど問題なく美味しい。松前漬けは、お土産としても扱っているこの店の名物らしい。サラダはマッシュポテトだけ相性が悪い気がする。スープカレーは食後に軽く汗ばむくらいの丁度いい辛さ。硬めに炊いた五穀米との相性も最高。入っている野菜類にもひと手間かけて素材の味を引き出している。とくに、素揚げしたレンコンの甘みには驚き。シフォンケーキは、かみ締めると口の中にブルーベリーの香りと甘みが広がる。その点ではジャムよりも、砂糖控えめな生クリームが欲しかった。コーヒーも豆から入れているようで、非常に香りが良い。コーヒーが苦手で、いつもは砂糖とミルクをたっぷり入れてしまう僕でも、そのまま飲めるくらい(ミルクは入れたけど)。
とにかく、どれもこれも非常に美味しいうえに、量も十分でしかも安い。空いているのが不思議なくらいの超絶おすすめの店だった。夢中で食べてしまってデザートは撮り忘れました(滅)

*1:これが言いたかった