強盗札

いいかげん髪が伸びてうっとうしくなったので、死事帰りに近所の美容院へ。今回は雑誌を持ち込んで相談してみたけど、目当ての髪型にするにはやはり長さが足りないらしい。とはいえ、これ以上伸ばしたくはないので、少し切る方向でおまかせにした。サイドのボリュームを落としてみたら、ヨン様っぽさが消え、また印象が変わった。髪型の模索は続く。
カットの後は、なぜか「上善如水」をいただきながら、店内のTVでサッカー観戦。日本が1点入れたところで帰宅した。


北朝鮮に絡んで聞いた話。
今、北朝鮮から大量な偽札が入って来ている。ATMでも判別できないほど精巧で、公的には真券で通用する。何兆円単位で入ってきており、公になるとインフレが起こるので政府としては発表できない。なので金融機関に持ち込まれた分を必死で回収している。2年ほど前に発覚して、今頃ようやく対応が追い付いてきた。同様にドルやユーロでも偽札がつくられている。
情報のソースは、国会答弁にも立ったことのある某大学教授で、「日本はカツアゲされて泣いている中学生だ」とのこと。「北朝鮮系のパチンコ屋の換金所あたりは怪しい」とも。


ということで、二枚の一万円札を見せてもらった。どちらも透かしが入っており、一見同じ物に見える。
しかし、見比べるとどうもおかしい。まず、偽物とされている方は、福沢諭吉の顔色が悪い。いや、冗談では無い。目の回りに力強さがなく、全体的に影が濃い。精細がなくて、死人の顔のような印象を受ける。透かしの作りも荒い。目だけがギョロっとしている。文字のインクもやや滲んでいる感じ。ここまでは誤差範囲としても、決定的なのは、本物には多数入っている「NIPPON」という細かい隠し文字(一見、線に見える)が全くない点。


むぅ。


とはいえ、上記の話には疑問点も多い。
まず、偽札だとして、作っているのが「北朝鮮」と言う根拠は?
日本円以外にドルやユーロも作っているなら、アメリカ含めた諸外国が口出ししないのはなぜ?(ジョージ君に「大義名分」を与えるには十分なのに)
「インフレが起こるので発表できない」というのも変。このネット時代に隠しておけるわけなどない。実際、「偽札」「北朝鮮」で検索すると、ズラズラ出てくるのだけど…
金融機関がこっそり回収するとして、その損失はどう埋めるの?日本銀行が払い戻し?兆単位の支出をこっそり税金でカバー?


ということで偽札の正体は、旧札の初期バージョンではないか、というのが僕の推論。偽札対策として、途中でバージョンアップというのはあり得ると思う。真実がわからないだけに無気味ではあるけど。