服オタ買い出し紀行
月曜日に東京出張が入ったので、この日は親戚の家に泊めてもらう事にして、一日じっくりと服を見て回った。久しぶりの東京。しばらく無印でしか服買っていないし、給料も出たしで
買う気満々(^^
バーバリー銀座店
ブルレメンズはそろそろ年齢的に辛くなってきた。もともと『ジャニーズ系にしか似合わない』と言われている服だしね…
プローサムはバーバリーの中のコレクションブランド。到底手の出ないお値段とデザインだけど、目の保養と、来期の傾向を知るために見て回る事にしている。いつもは優雅さと可愛らしさが調和したレディースに魅了されているけど、今回目に止まったのは鞄類。トートバッグやウエストポーチが置いてあるんだだけど、重厚な革の質感、外見からは想像できないほどの軽さに驚かされた。メタルのホースマークも存在感がある。馬に乗った貴族に相応しいような印象を受けた。お値段はトートで18万円以上…桁が桁が。
↓これかと思ったけど、蓋付いていたし取っ手は編み革ではなかった気がする。
http://www.firstview.com/MENfall2004/BURBERRY/00038.L.JPG
久しぶりのブラレは、見知った店員さんが軒並み異動になっていた。
まずはアンゴラのチェスターフィールドコートを予約。昨年も目を付けていたものの、予算の関係で結局買えなかった物。型は同じだけど裏地はノバチェックになるのがちょっと残念。個人的にはノバより去年と同様のグレイチェックの方がいいんだけどそれは仕方ないか。今年は細身のチェスターが流行のうえに今売りのメンズノンノに掲載されて予約が殺到しているらしい。昨年は12月でもまだ店頭にあったけど今年は完売必至かな。あまり数を作っていないそうだし。
レザースニーカー、サイドゴアブーツ、ジョッパーブーツを試し履きしてみた。でも捨て寸、甲の幅、甲の高さなど、それぞれどこかしら合わなかった。残念。
新作の香水「Brit for Men」が出ていたので試香させてもらうと思ったら、ムエットが切れていて、代わりに領収書等を入れる紙の小袋が出てきた。でもインク臭が強すぎてダメダメ。
あとは手袋を物色。明るい茶の羊スエードにオレンジのステッチの入った手袋がなかなかよかった。ライナーはカシミヤ。もうちょっと濃い茶の方がいろいろ合わせやすいけど、まぁ第一候補。15000円。念のためバーバリー・ロンドンでもコートと手袋を物色したけれど、どちらもお値段3倍。ちょっと手が出ません。
表参道へ移動。
ポール・スミス・コレクション青山店
以前から気になっていた小花柄のプリントシャツを購入。19950円。ポールスミスといえば花柄シャツ、というくらい有名だけど、コレクションの方ではさらに上質の生地を用いているので肌触り柔らかでとても着心地がよい。差額5000円を払う価値はある…と思う。実際着てみると思ったほどイヤらしさはなく、ジャケットのインにするとむしろとても上品な感じ。
ホントは他店で見た白鳥柄のカモフラージュシャツが欲しかったのだけど、こちらは既に完売していた。10/12の日記に写真を載せた「ゼブラシャツ」も反響が大きくてサクっと完売した様子。コレクションの方は本家と比べて品数が少ないので、気になった物、とくに雑誌やカタログに載った物は連絡して取り置いておかないとすぐ無くなるとの事だった。
ミュウ・ミュウ青山店
妹がここの鞄と靴を持っていたので、ちょっと気になってメンズを見に行った。妹は知らずに買っていたようだったけど、「ミュウ・ミュウ」はプラダのセカンドライン。デザイナー「ミウッチャ・プラダ」の愛称からつけられたらしい。店鋪はプラダ青山店の裏。てっきりプラダ内で扱っているものと思って尋ねたら、門番さんが親切に教えてくれた。
鞄、靴の他に服もあるけどメンズの商品は非常に少ない。寄宿舎で生活するいいとこのボンボンなら似合いそうな印象を受けた。つまりわしには似合わない(^^;
イッセイ・ミヤケ青山店
服に興味を持ち始めた昨年、何気なく立ち寄った百貨店内の店で20万の革コートを売り付けられそうになったので、ここにはいい感情を持っていなかった。しかし、縫製の技術に定評があると聞いて興味を持ち、気を取り直して立ちよってみた。
1Fのコレクションコーナーには、パステルカラーの雪だるまのような、巨大ダウンコートが並んでいて威圧感満点。でも地階にはオーソドックスで作りの良い服が並んでいる。ざっと眺めていると店員さんが話しかけてきた。ここの店員さんの接客は、丁寧でありながらとても親しみやすく、付かず離れずの絶妙なトークで、まるで10年来の友人と話しているような楽しい気分になれる。トートや革靴から話がはずみ、店内を案内してもらった。気になった物は立体裁断ジーンズとボストンバッグ。バッグはオール皮製で使い込んだ風合いが素晴らしい。とても軽くて2〜3泊用にちょうど使いやすそうなサイズ。ただ、お値段は5万超でちょっと手が出ない。セールにかからないかなぁ。革手袋もあったけどこちらはやや大きかった。
そのまま原宿へ抜け、渋谷へ
ステファン・シュナイダー表参道店
ボストンバッグくらいの革の丸っこい鞄が気になった。ただ、取っ手の革が細くて柔らかくてすぐ切れそうな印象。
光沢やドレープが美しいシャツも気になったけど、シルク混レーヨン。洗えません。
ディストリクト ユナイテッドアローズ
UAの高価格セレクト部門。ドリス・ヴァン・ノッテンやコム・デ・ギャルソン・シャツなどを置いてある。ドリスは何故か全部廊下に出されていた。売れていないのかな?
光沢の美しいタータンチェックのシャツが目を引いた。なんとタブロイド・ニュースとのダブルネーム。さすが。服の系統が違うけど気になるな〜
http://www.district.jp/info/back0409.html#040924
ポール・スミス渋谷店
特にお目当てもなかったけど、ハガキを貰ったので立ちよってみた。店員M氏に、デザインよりも素材に力を入れている服を見たいと伝えると、PSと思えないほど地味なグレーのシャツが出てきた。イタリアのファクトリー「ギ・ローバー」とのコラボシャツ。生地がいいのはもちろん、自然に垂らした腕のラインに沿って袖を作るなど、凝りに凝ったシャツだとか。22000円くらい。
レザーグラブは入荷までもうしばらくかかるそう。
バーバリー・ブラック・レーベル渋谷店
原宿の若者でぎっしり。ギャル男は減ったけど非常に居づらい。
西武渋谷店
ヘルムート・ラング
今季は宇宙服っぽいのはあまりない。靴が気になった。
ランバン・オン・ブルー
最近立ちあがった新ブランド。ブランドテーマは『シックで生意気』、今季のテーマは『パリは燃えているか』*1。モデルのあまりの格好よさに、新作のナポレオンジャケットは初日完売したらしいけど、あまりに露骨な格好よさを狙っているので、わしが着るとコスプレになってしまう。ただ、ジャケットの裏地やデニムのパッチ、ショップバッグ等に使われているパリの古地図には興味があったので、上野店の立ちあがり日に前面にパリ地図の入ったカットソーを購入している。
http://www.joix-corp.com/lanvin_en_bleu/index.html
今回は、革手袋と、裏地が古地図のレザータイを見に行った。手袋は手首部分にベルトと金具が付いていてなかなか格好いい。ライナーはカシミヤ。ワンサイズながらぴったりで、色合いも好み。ただ、値段は26000円とやや高め。レザータイは雑誌に載ったために問い合わせ殺到で完売だとか。
イージー by ゼニア
定価10000円未満で費用対効果が最も高い白シャツを探してきたけど、今のところここのステッチ入りシャツが最高かなとの結論。生地はやや厚くて重いけど、柔らかくて水分をよく吸い、襟や袖もしっかりしている。身幅も細く絞ってある。定番品としてずっと作って来たけど、前期から作らなくなってもう店頭在庫のみらしい。あらら。明日の講習会用に購入。
無印良品
マイクロボーダーのタートルネックシャツが気になった。上品な光沢があってテーラードのジャケットにも合いそう。
徒歩で代官山へ。
道中、勇壮な音楽が聴こえて来たので、発生源を探したらネタレストランだった。
「ボグワーツの晩餐会」に苦笑。
http://r.gnavi.co.jp/g728301/map1.htm
タブロイド・ニュース代官山店
お目当ての紫のロンドンストライプシャツは完売していた。カタログに別珍の2ボタンテーラードジャケットと色落ちジーンズとのコーディネートが載っていたのだけど、このシャツとジャケットはあっという間に売り切れたらしい。とくにジャケットは店頭にすら出ずに予約完売だったとか。あいたたた。
革手袋は今年も「ソリ」のがセレクトされていた。けど、やっぱり高い。
本日の購入品
- 小花柄プリントシャツ[Paul Smith Collection] 19950円
- ステッチ入り白シャツ[EZ by ZENGA] 10395円