合宿2日目と買い出しと

目覚めると喉がイガラっぽい。オリセンの暖房は強力かつドライなため、マスクをして寝てもこれだ。風邪に気をつけねば。
朝食は、「参宮橋」駅前にできた「La SAISON」というパン屋さんのパン。ライ麦パンのBLTや、ハードパン(クランベリー入りと、ナッツ&レーズン入り)を食べたけど、えらい美味しかった。明日の朝食もここにしよう。


午前から午後にかけてはひたすら(といっても長考戦士なのでたかだか3局)対局し、夕方からはオリセンを抜け出して買い物へ。実は、囲碁教室「城衛会」のs城先生や、先生の関連で、NHK囲碁講座で聞き手をしているo田華奈さん(伏字の意味なし)が指導に来てくれているという、非常に贅沢な環境だったので、是非とも指導碁を受けたかったけど、今回はセールの方が大事なので泣く泣く諦めた。昨日「ランバン・オン・ブルー」でジャケットが気にいったらしいs方君が、「ぜひ買いに行きたいけど、指導碁も受けたい」と言っていたので、18時に渋谷西武店で待ち合わせすることにして先に出発した。


参宮橋駅に着いたら、丁度電車が出発した後。次の電車を待っていると突然アナウンスが。なんと、前の駅で人身事故が発生したので列車が遅れるとのこと。え〜。幸いにも救出されたそうで、暫くすると運転は再開したけれど、予定していた新宿に寄る時間はなくなってしまった。
気を取り直して、まずは「tabloid代官山店」へ急行。保留してあったシルヴァノ・マッツァのエナメルシューズ(黒)を購入。最もフォーマルな形である内羽根式のプレーントウ。マッケイ製法のため、コバが小さくエレガント。ただし張り替え可能回数に限界があり、履き込んで足に馴染むというものでもない。最近はエナメル靴をカジュアルに使うのが流行だけど、もともと用途が違うので、歩き回るのには適さないとのこと。それでも念のため磨耗対策として、靴底のつま先を削ってアルミ板をつけてもらうことにした。


続いて「アダム・エ・ロペ渋谷店」へ。取り寄せをお願いしておいた、「ALPO」のスエードの手袋を出してもらう。「ランバン・オン・ブルー」の福袋でレザーグラブを引いていたので、場合によっては断ろうかと思ったけど、サイズがぴったり(レザーグラブでジャストサイズはなかなか貴重)だし、ライニングのラビットファーがとても気持ちよかったので購入。まだセールに入っていない他店からの取り寄せなのに、セール価格が適用されて40%引きになった。これは覚えておこう。


「ランバン・オン・ブルー渋谷西武店」へ。裾の仕上がったベロア綿パンを受け取り、精算後はs方君を待つ。しかし18:15になっても現れない。おや〜?と思って何気なくポケットに手を入れると…鍵?


サ〜(血の気が引く音)


八街っ!宿泊部屋の班長として鍵を預かっていたのに、他のメンバーに預けずに持ち出してしまったっ!
この鍵がないと誰も部屋に入れない。S方君もひょっとしたら、財布などを部屋に置き忘れていて来られないのではないか?他の人も財布や夕食用の食券を置き忘れていたら…
こういうときに限って連絡先の番号もなにも持ってきていない。乱れまくったダイヤの中、一時間ほどかかって大慌てでオリセンへ取って返す。
戻ってみると、どうやら誰も部屋へ戻る用事はなかったようでひと安心。肝心のs方君は、指導碁に夢中で出かけそびれた様子。やれやれ。まぁ、誰にも迷惑かからなくてよかった。


本日の対局料は200ドル。カジノでは運頼みのルーレット*1を避け、ブラックジャック*2と競馬ゲームで800ドルに増やした。終わってから気づいたけど、今回の競馬ゲームは、プレイヤーの意図が反映されやすいので非常に当てやすく、それでいて配当も3倍程度はある。実は今回のゲーム(BJ、ルーレット、競馬、ポーカーダイス)の中で一番運の要素が低かった。


リアルでも相当なギャンブラーというS城先生はハンパない強さを見せた。
一日目にディーラーをしながらルーレットの癖を見抜き、競馬の有利な点にも気付いたらしい。ずっとディーラーをしていてあまり賭けるチャンスがなかったにもかかわらず、終わってみたら4000ドル(参加者平均の2〜3倍)以上も稼ぎ出し、一番の目玉商品である「女流棋士寄せ書き扇子*3」を持って帰っていた。


¥ ¥ 購入 ¥ ¥

  • 内羽根式プレーントゥ・黒エナメル[Silvano Mazza] 61950円→37170円 +アルミ板加工4200円
  • 羊スエード/ラビットファーグラブ・茶[ALPO] 16800円→10080円

今月はいくらなんでも使いすぎた。麗都で大勝していなければ、禁断のスタンド「ヴィザ・セゾン act2」(代金請求を粉砕し、別々の未来へ追放する能力)を発動しなければ耐え切れなかっただろう…

*1:一点賭けが当たる確率は1/38。しかし特定の数字が出る癖があるらしい。また、腕のいいディーラーは狙った数字に入れられるとのこと。このへんを知らずに賭けては単に分の悪い運試し

*2:ディーラーは16以下ではカードを引き、17以上ではストップすると決まっている。つまりバースト(手札計22以上)さえ避ければ、手札の合計が12でも勝つ可能性がある。ちなみに10〜Kを10としてカウントするので、次が10である確率は10/13と、実に3割以上。残り枚数と10の枚数を数え、10の出る確率が高いか低いかを考えるだけでも勝率はあがるはず(カードは複数セット使うのでなかなか難しいけど

*3:リコー杯出場の女流棋士7名(小林泉美女流名人・女流早碁、鈴木歩女流最強、万波加奈女流棋聖梅沢由香里etc.)の寄せ書き