中野督夫とスカラベ

ゴスペル教室の同じクラスのテナー2名がライブをすると聞き、水戸のバー兼ライブハウス「ガールトーク*1」へ。
ひとりはプロのユニットでキーボードを弾いていると聞いていた。もう一人はドラムをやるとは聞いていたけど、技量は知らない。オープニング・アクト(前座)ということなので、ドラムとピアノで2曲くらいかなぁと思っていたら、「スカラベ」という5名編成のラテンバンドで、30分以上本格的に演奏していてびっくり。
本日のメインは中野督夫*2さんというギタリスト。スカラベは、ボーカルのみちよさんが、中野氏のユニット「センチメンタル・シティ・ロマンス」の追っかけ暦20年なのだとか。そのつながりでこのセッションが実現したらしい。
僕はセンチ〜は知らないけど、中野氏はかなり面白いおっちゃんだった。マシンガントークは止まらないし、アドリブはバンバン。なにしろ、「You've gotta friend」(ジェームズ・テーラー)をパロって「夕方フレンド」というアルバムを出しているくらいで、弾いている側から違う曲になっていったり、そのときのお客さんを唱い込んでしまったり、替え歌やらパロディやら満載だったりととにかく目まぐるしい。そのうちスカラベのメンバーからエレキギターを借りて、楽しそうにかき鳴らしていた(^^;
最後はスカラベと中野さんの合同セッションで締め。
ギターというと「スパニッシュ・コネクション」*3伊藤芳輝氏の、内から魂が迸るようなフラメンコギターしか知らなかったけど、また違った方向性で面白かった。最前列中央の席をもらってしかもチャージ2800円が無料にしてもらっちゃったけどホントにいいのかな?1.5時間くらいかけて行ったのでとても喜んでくれたけど。