遊佐未森コンサートツアー2004「Autumn Leaf」

Zepp Tokyo 1F21列39番 6300円

  • 01 カナリヤ
  • 02 MC
  • 03 Mint
  • 04 Paddle Out
  • MC1 「木の葉、紅葉がテーマのコンサートにしました」
  • 05 Life In The Tree House
  • 06 眠れぬ夜の庭で
  • 07 花一杯君を待つ
  • 08 桃色の雲は
  • MC2 「次はおじいさんを想って作った曲です」
  • 09 あけび
  • 10 君の手のひらから
  • MC3 「懐かしい曲でした」
  • 11 街角
  • MC4 ベレー犬
  • 12 Echo
  • 13 Pie Jesu
  • 14 彼方
  • 15 ココア
  • MC5 メンバー紹介
  • 16 流線
  • 17 roka
  • 18 オレンジ
  • アンコール
  • AC1 新曲
  • AC2 Floria
  • ダブルアンコール
  • WAC Diary

「君の手のひらから」の演出が珠玉。ユサユサのピアノ弾き語りで始まる前半は、ステージ全体を暗くしてピアノの後ろから一点のスポットライト。ユサユサがブロンズ職人(あるいは陶芸家?)で、ピアノが炉であるかのよう。後半からはメンバーが演奏に加わるのだけど、全体に暗めの金色かかった照明を落とし、中央のユサユサ一人にスポットライトを当てているため、その者青き衣を纏いて金色のステージに降り立つ(は?)ユサユサが際立つ。まるで一人の人形遣いと演奏する4体の人形という構図に見える。なんとも想像力をかきたてる幻想的な光景。
転じて「街角」では、メンバー全員が前に出てきて演奏。楠さんは奇妙なステップで両足つけた鈴を鳴らすし、ホーン付きアコーディオンも加わってすっかり街角音楽隊状態。外間さん*1の物語の世界のよう。この2曲はぜひまた観たい&聴きたいなぁ。DVDにならないかな。
ユサユサの衣装は青い光沢のあるワンピースとファーのショール。アンコールではコンサートグッズの葉っぱTシャツとタイトフィットなブーツカットデニムに着替えてきた。スタイルいいなぁ。以前の病的な細さはなりを潜め、とても健康的。

余談。ステージスタッフが黒地に白抜きの417Tシャツを着ていて仰天。

*1:外間隆史。初期のユサユサ曲の作曲家&プロデューサー。アルバムに独特の世界観の物語も書いていた